福島ハイテクプラザは、開かれた試験研究機関として、地域産業活性化のため産学官連携・協調により、以下の４本の柱立てで県内企業への技術支援事業を展開しています。

１.研究開発 県内企業の技術力向上、新製品開発、新事業創出など産業界や社会的な要請に応えるため、産学共同等の各種の研究開発を行っています。その成果は研究発表会、講習会、技術相談などを通じて県内企業への技術移転に努めています。また、研究報告、テクノネットふくしまなどによって普及を図っています。   2.技術相談・移転 県内企業の独自技術や新製品の開発、技術の高度化・研究開発力の向上等の支援をするため、無料で技術相談を実施しています。また、県内企業が緊急に開発すべき課題を企業に代わって研究開発し、その成果を技術移転します。（戦略的ものづくり技術移転推進事業）   3.試験・機器の開放 県内企業の技術開発、生産技術改善等を支援するため、企業の依頼に応じて原材料や製品の品質確認、生産工程でのトラブル対策などに必要な分析・測定・加工等の各種試験を行います。また、当所に設置されている各種工作機械をはじめ、試験計測機器、分析評価機器、技術開発用関連設備等を県内企業に開放しています。   4.人材育成 産業界における技術革新の必要性がますます求められています。中小企業等における新しいニーズを生み出す技術創出の中核となる研究開発人材を育成することが、技術の空洞化に対処しうる最善の途と言えます。ハイテクプラザでは、財団法人福島県産業振興センターと協力して企業の研究開発人材を育成するため、各種研究会、講習会をしています。